第一回大阪マラソン!

5.5倍の高倍率の中、運よく当選し、待ちに待った大阪マラソン。今回は知人や家族も沿道に駆けつけてくれると聞いていたので、楽しむしかない!と心に決め、笑顔でゴールし、その脚で当日仕事をしている部下たちの激励に行くという目標を立てて挑んだ。しかしあくまでも福知山を本命レースに置いた練習走との位置づけ。一昨年のベストレースである福知山実績に合わせたラップ(4分45秒/キロ)を目ざした。後半可能ならラストスパートを目論んだ結果、良くも悪くもイメージした範囲内で、タイムは一昨年ベストの+6秒と、まるで計ったような時計で走り終えた。

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さて小生指定のスタート位置はBブロック。エントリーの際、目標を3時間9分と申告していたためで、今日時点の目標タイムからしてブロック後方で待機すべくエリアに入ると、伴走しようとする報道関係者が山ほど居る。なぜかこの位置に著名人、芸能人を集結させているせいだ。走る前のインタビューを横で聞いたりできたので、スタートまでの暇つぶしには大いに役立ったが、前を急ぎたいCブロック以降の生粋ランナーにとっては迷惑だろうなと思った。

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昨年12月の奈良マラソンと同様、号砲からスタート地点通過まで約2分を要し、1キロは渋滞したまま。2キロでようやくバラけだすが、それでも予定の4分45秒ペースを進めるにはランナーをかき分けて行かねばならず、体力の消耗を懸念し、余程のスローでなければ誤差の範囲と考えるようにした。出走者三万人のマンモスレースで気をつけねばと分かったのは給水。この位置でも混雑ぶりは半端でない。衝突を避けるため、急な進路変更や減速をしないで必要な飲み物を取るのは結構難しい。走りのリズムも乱れやすく、水だけの所は今回、極力パスした。6キロ以降は念願の御堂筋北上走。しかし途中まで最右の1車線しかランナーは走ることができず、混雑もあってラップも落ちる。折り返し後の南下時に後続のランナーを確認すると走れる車線が広げられていたので、運営ミスだったのだろう。ま、42キロ走は今シーズン、練習でも経験していないし、前回のハーフ結果からは今の時点では走力に自信が持てなかったので、気分よく走ることに徹しようと決めた。特に道路の半分ぐらいはアスファルト表面に傾斜がついており、片脚に負担がかかりやすいのでそれを避けるコース取りを意識した。それでも約12キロ地点で左脚前太もも付け根あたりに疲労感が現れる。前回ハーフの反省から、直前調整は万全のつもりであったのにと少々不安がよぎる。だが幸運にも14キロ手前では予定どおり家族、同僚らから声援をもらい、勇気づけられた。写真を撮ってもらおうと約10秒停止したのに妻がカメラ忘れで叶わず、ご愛嬌。しかし来てくれたのは何よりもうれしかった。そのうち、部分疲労は解消。一部の下り坂を利用して想定ラップを刻めるようスピードを少しずつ上げていった。9月23日の祝日に大阪ドームからゴールまでを今回初フル挑戦の友人とコース試走したのだが、それをなぞり始めると何やら懐かしい感覚に襲われる。しかし沿道で応援してくださる人垣は途切れない。時折子供たちの集団とハイタッチをかわすなど、雰囲気や光景は当時と全く異なる。まるで、優勝を目前にしたプロゴルファーの自分がフェアウェイをグリーンに向かって走っているかのような感覚だ。24キロ通天閣折り返しの人垣はまさにそれ。25キロ地点あたりでは、3時間30分でゴールするペースメーカー2名を取り囲む大集団に追いつき、一呼吸入れて追い越す。息を吐き切るイメージで効率よい有酸素運動を心がければ、このラップなら脚は絶対止まらない。もちろんこのペースメーカーに追い付かれるはずはない!と言い聞かせ、確信を持って跳び出した。次27キロの給水所・給食所ではカロリーメイトジェルが配られていたので迷わずもらい、若干早めだがエネルギー補給。30キロを超え、単調な国道26号線に入っても周囲の声援に後押しされる感覚で、試走で味わった退屈さは皆無。もう、後ろからランナーに抜かれる事はほとんどなく、一人ずつ前のランナーをパスしていく。ここでさらにペースアップすれば3時間10分台が視野に入るので若干の葛藤があったが、後半失速せずに本番の福知山を気分よく迎える確率の高さと、走っている今をしっかり楽しもうと考え、最後の南港大橋上りからのスパートで締めるプランにした。新なにわ筋から南港通りと、埋立地の殺風景が下見ランで気になったが、今日は沿道の声援が途切れない。会社の同僚の2人が先回りし、2度もエールを贈ってくれて大変励みになった。景色だけではなく、沿道の活気がこれほどまで大きいと、内面と外の世界とに意識を割り振りやすく、走っていて心身とも充実感がみなぎる。あっという間に1キロが過ぎるのだ。走るペースに余裕があったのも一因だが、あと*キロで終われる・・・という”逃げ腰意識”は今回皆無。東京マラソンで自己ベストを更新する人が多い理由はこれか!と思えた。38キロからの南港大橋手前地点ではコンディション万全。重心を前寄りに落とし、お尻の筋肉をフル稼働させて駈け上がると周囲のランナーは止まって見えた。頂上手前ではさすがに表情が険しくなったが、登り坂は福知山や志摩でそれ以上を経験済み。今日の最速ラップ(4分35秒)でクリアし、ゴールまでめいっぱいの走りを繰り出す。最後のラップは本調子にもう一息という印象だったが、おそらくは数百人規模のランナーを最終5キロでパスし、笑顔でゴール。ゴール後の給食ゾーンは至れり尽くせりの振る舞いにびっくり。ドリンクはもちろん、ゼリーやあんぱん、soyjoy他全部覚えれないぐらい。走破後はいつも時間ぐらい食べる気にならないのでさっさともらって帰る。その後、上半身だけ着替え、予定していた職場へも直行。皆に祝福されに行ったような感じになってしまった。
実は2週間前から不覚にも風邪を患い、5日前まで投薬を続けていて、まだ治りきっていない状況だったが、それなりに納得の行く走りが出来た。後遺症もないので、これからは本番に向けて今度こそきちんと調整していきたい。以降は42キロの軌跡。

1キロ5分14秒
2キロ4分45秒
3キロ4分51秒
4キロ4分58秒
5キロ4分44秒
6キロ4分53秒
7キロ4分50秒
8キロ4分53秒
9キロ4分37秒
10キロ4分52秒
11キロ4分53秒
12キロ4分53秒
13キロ4分54秒
14キロ5分00秒
15キロ4分52秒
16キロ4分51秒
17キロ4分46秒
18キロ4分46秒
19キロ4分52秒
20キロ4分54秒
21キロ4分46秒
22キロ4分49秒
23キロ4分46秒
24キロ4分48秒
25キロ4分49秒
26キロ4分48秒
27キロ4分47秒
28キロ4分45秒
29キロ4分43秒
30キロ4分45秒
31キロ4分44秒
32キロ4分43秒
33キロ4分46秒
34キロ4分53秒
35キロ4分42秒
36キロ4分46秒
37キロ4分42秒
38キロ4分36秒
39キロ4分25秒
40キロ4分29秒
41キロ4分36秒
42キロ4分27秒
42.195キロ0分48秒
Total   3時間 21分 42秒
Ave.4分47秒
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by takeshiblog-_-p | 2011-11-03 09:55 | Event
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